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【ネタバレあり】地下ではまず電気をつけろ

スイートマイホーム


1465 『スイート・マイホーム』ネタバレあり感想と考察【映画】 - 小さいおばさんのゲームとホラーな日常。

 

監督はなんと斎藤工

と言っても、原作ありきの作品のようです。

 

まだ小さい子どもを背負った若い二人の夫婦

そんな二人が新居を建てようと行動を始める

わりとありそうなシチュエーション

そして、不可解なことが起きだす

 

邦画ではありますがおすすめしたい作品!!

 

 

斎藤工という監督

本来は俳優業がメインのようですが、すばらしい映画でした

日本独特の薄気味悪い感じがずっと漂う感じすごいイイ

にも拘わらず、海外ホラーにあるような演出も見える

どちらのテイストも含んでいて飽きずに観れる

そして、キャストも秀逸

窪田正孝・蓮佛 美沙子夫婦がまじでそこらへんにいそうな夫婦で

まじでありえそうに見えて、シンプルな展開なはずなのに目が離せない

 

電気つけろ。

地下。それはすべての人間に恐怖を与える空間

あの閉鎖された空間へ、上から下へ降りていくという恐怖

闇に吸い込まれそうになる地下

地下という存在。単語自体に恐怖を覚える(言い過ぎ)

そんな、主人公のトラウマを刺激する地下に降りるのになんで電気ないねん。毎回

 

地下へのトラウマをうまく使ったミスリード

というか、演出上暗くしているんだろうが、なんで地下に行くたびに

電気つけないの?ねぇ、なんで?

倉庫としても使う予定ならば、電気つけろや!笑

と。ずっと突っ込んでました

なので、最後地下でのバトルシーンは暗すぎて見えん

何起きとるんや。

 

正統派、ヒトコワ系ムービー

途中まで「この家には何かいる」という悪霊的な表現しつつ、次第明かされていく真実。主人公のまわりで人が死にだす。

実際に家の中に何かいたんだけど、それも衝撃の事実

これがもし本当にあったらと思うとまじで怖いと思う

だんだんとおかしくなっていく家族

この衝撃の事実でもだいぶおなかいっぱいだったんだけどそれで終わらない

 

ラストの展開

これは賛否両論

私的にはすごいよかった。

まじかぁぁぁぁて展開は最高に面白い

日本においてこういった直接的な表現はあまりないと思うし、

もやもやするって感じでもないんだけど、衝撃だった

「この家には何かいる」が何重の意味でも絡み合っていて

結局もしかしたら何かもいたのかもしれない。

 

邦画でいつも期待されるようなホラー映画は、自分にはいつも刺さらず

あまり期待してはいなかったんだが、

妙にリアルに感じるのも、目が離せず見てしまう邦画も久しぶりでした

 

 

 

 

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