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映画の感想と写真と、日々の徒然。ピリッと辛口。

過去の恐怖がなくなりました。

エイリアン2

 

エイリアン2 を購入 - Microsoft Store ja-JP

 

とても興味深いことが起こりました!!

過去、幾度となくみたエイリアン2ですが、

私の中で、「エイリアン1」も合わせて、エイリアンシリーズのアンドロイドってちょっと恐怖の対象でした。

特に、今作のビショップ。

改めて見ると、「お前。。。最後までいい奴だったんだな」

なんか死に方がきもすぎて恐怖の対象になっていてごめんよ、って気持ちなりました

やはり幼いころから映画を視聴してきた勢からすると、こういった20年ぶりくらいの気持ちの変化はとても興味深い

大きな見せ場、終盤のみという彼ですが、このクリーチャーだけでなく、アンドロイドというテクノロジーがあることと、何かしらのミッションを持って行動する彼らはおもしろい存在である

 

さて、今回はすごくおもしろかった!!

前回は、リプリーの人柄を知る内容かつ、エイリアンが1体で恐怖の対象

今回は、そのリプリーがせっかく帰還したのに再度駆り出されるストーリー

そして、エイリアンも1体ではなく生体が垣間見える

大量にある卵と「クイーン」の存在

そして、仲間側も前作はわりとさくっと仲間が死んでいったので、今回はゴリゴリの戦闘要員を携えてゴリゴリに戦います

今作はリプリーがラスト、もはやランボーのようになります

前作と対比しながら観ると、いろいろ差別化がされていて面白かった!!

今回のほうが前作よりパニック感や絶望感が強かった!!

毎回思うけど、もはや宇宙空間だけど、スーツやらなにか無視で、酸素が余裕である感じがまた面白いw

そこは気にせず見ろと!がんがん押し付けてくるけど、嫌いじゃない。

 

今回は暗闇の中から出てくるというより、大量に押し寄せてくるという恐怖

もはや虫にも見えるから特にいやだ。

 

クイーンの圧倒的存在感

これは衝撃シーンでもあると思う

大量の卵の中にフェイスハガー。生み出される卵。

そしてその先にいる通常エイリアンにさらに一回り大きいクイーンなる存在

リプリーが50年以上コールドスリープされている間に何があったらこうなったのか。

最後はリプリーとクイーンの戦い

これもかなり見ごたえあります

 

エイリアン2も、1に負けずかなり面白かった!!!

 

余談ですが:

今回映画のタイトルが「ALIENS」

「S」ついてる。。。。めっちゃエイリアン出てくる。。。。

うわぁぁぁ、なんかおしゃれ!!て知人に教えてもらいました!!!!

 

これが、いわゆる金字塔と言われる作品

エイリアン

 

エイリアン|映画/ブルーレイ・デジタル配信|20世紀スタジオ公式

 

最近何かと話題の「エイリアン」

初代の作品は昔TVでよくみたな~くらいの印象でなんとなく覚えている程度だったので、改めてエイリアンシリーズ行脚!!敢行と思います!!

 

そして、こちらの作品なんと「1979年製作」

え、そんな昔なの??という印象

これが、何がすごいかって、対比するのであればスターウォーズの初作は1977年製作。

わりと時を同じくして。。。だと思う。

あちらは宇宙を舞台にしているので背景や宇宙映像などがもちろん出てきたが。

こちらはどうだろうか。

宇宙でありながら、わりと1シチュエーション。にも拘わらず飽きない。

そして、最近の宇宙系映画って、もちろんちゃんと施設内でも重力があり、食べ物なんかも宇宙食だし、あとは施設がとてつもなく衛生的でスタイリッシュ空間

こちらは、なんか普通にごはん食べてるし、猫までいるし、もちろん重力などもない。そして、メカメカしい施設内部の構造

にもかかわわらず、正直今現在みても全然古臭さを感じなかった

エイリアンという作品においてそこにリアリティより、緊迫感やエイリアンのビジュアルのほうに注視したほうが断然楽しめる

そして、あの時代なのに「mother」というAI知能やアンドロイド?のような存在がいたりと、当時からすればまだあまり他に類を見ないいろんな様子を含んだロマン映画にも見えた

古い映画だし流し見かな~なんて思ってたらがっつり見てしまった!

 

上記にもあげたが、今だとあまり宇宙系映画ではみない

メカメカしいシャトルの内部

これはエイリアンの大事な要素で、彼らの逃げ場はダクトの中、さらには壁際もなんだかドロドロしているので擬態できそうなメカニックな内装

エイリアンはゲーム化もたくさんされているが、この壁際や天井際からぬるっと登場するシーンは正直恐怖感が強い

このどこからくるかわからない恐怖こそがまさにエイリアン

身体をすべてさらして、真向から追ってくるのはエイリアンにあらず。

 

エイリアンの造形

幼い頃は何も感じなかった

というかちゃんと見ていなかったが、

フェイスハガーやそこから成長したエイリアン

この時代であの造形はかなり秀逸かつ素晴らしい

今の時代、ここから影響を受けたクリーチャーやゲームは数知れず。

 

今作のリプリー

戦闘要員ではなく、指揮官として作戦を見守る

現場で戦うのは別の人

ただリプリーの人物像は正義感が強く、仲間の生存に向けて動く

今作でリプリーの人柄が把握できるのが今後すごく大事になってくる!

 

これから続いていくエイリアンシリーズに対して素晴らしい初作だと思う!

 

 

 

【ドラマ】YOU-君がすべてーにおける、ベックの人物像

YOUー君のすべてー   シーズン1

 

Netflixドラマ『YOU ー君がすべてー』シーズン1-4感想|sycamore_aoi

 

前から気になっていた作品

なので、あまり前情報を入れずに視聴

男がやばいサイコパスで、あらゆる手で彼女をモノにしていくストーリーだと思ってました!!

まぁ、間違ってはいないけれど。。。

そんな今作、シーズン1は、女側である、グィネヴィア・ベックの人物像について!

思うことがたくさんあるので、語ろうと思います!

 

物語のはじめにおけるイメージ:

これはわかりやすい

趣のある本屋さんで、店員と客として出会い、もちろんピュアな彼女として記憶される

ありがちなストーカーの妄想像

これは、わかる。展開としてめっちゃわかる。

まぁ、個人的な意見で言えば、あまりベックはピュア側の人間に見えない

↓    元カレによる真実の暴露

大学の教授について仕事をしていて、そのおかげで家賃補助なども出ているはずなのに、彼女は課題を提出しない・遅刻する

彼女の本質的な怠惰な部分やだらしない部分、自分をよく見せたいという傲慢さがにじみ出ている

それにも関わらず、彼女の行動は謝罪ではなく。。。何かしらの理由をつけ、自分は可哀そうな存在だと演出づける

そういった「庇護欲」をかきたてられたゆえのストーカー(主人公)を引き寄せてしまった

そして、彼女の場合はとてもわかりやすくて、言葉による貶めがすごい

誰でも簡単に身体を許せるのに、ジョーに対しては「キープ」

こういったところから彼女の軽薄さが伺える

もうこの時点で、かなり当初のピュア像が薄れてきているだろう

ジョーの中ではまだ微妙だが。。

 

中盤:

ストーカー目線かと思いきや、利己的な彼女の視点からのストーリー展開

ストーカーであるジョーはあらゆる手で彼女に近づこうとします

正当なストーリーとして、気持ち悪いし、狡猾だし、むしろなんでばれないんだ!!と思いながら観る。ただ、そこにおける気色悪さより、その優しさ(ストーカー)に甘えてどこまでもわがままなベックへのいら立ちが強い

例えば、ピーチとのこと。あんだけわかりやすく他人に対して辛辣なのに、なぜ自分にだけ甘い人には気づかないのか。仲間内でさえもわかりやすく出てるよ~!て思うんだが。

会話していて相手のことを思いやった台詞ではなく、「私ってば、こんな女だから。許して。でも、嫌わないで」そういったものが見え見えである

常に相手を気遣うシーンがないんだ。これは人として一緒にいてつらいだろうなって思う。恋人が傷だらけなのに、一切触れないのも怖いw

作家志望なのに、あまりにも書いているシーンが少ないところか、毎回「提出されていない」と釘を刺される

うまく立ち回ろうとして、うまくできていない。大学デビューなのかな。。。?

 

終盤:

覆る展開

ここまでくるともうベックの嫌な女がフルスロットルしてます

ジョー自体も、傷心を抱えながらもカレンといて「幸せ」を感じていると言っていたのに、そんな男性に連絡したりするベック

これはもう疑いようのないベッククソ女

相手の優しさや未練に付け込んで、それを利用しまた何かあれば突き放すのだろう

これはジョーを責められないよな

カレンはとてもいい人で、ジョーにはもったいないよ!と、別れ際に思う

にも拘わらず、今度は元カノを探り始める

そして、セラピストと寝ている、、、だと。。。?

それなら、カレンとの仲を壊すんじゃねぇ!!!どっちがサイコパス野郎だ!という感想です。

 

結論:

ベックは自分を他人より上の存在と思っていて、周りを思い通りに出来ると思っている

そして、作家志望のくせに観察力がないせいで、すべて空回り

これはとても致命的

そして、他人への優しさが全然見えないため、ストーカーされて可哀そう!てならない。嫌な女!!

今更過去のことなんて言われても誰も納得できない

 

 

ん・・なるほど。

もはややばい男女が適材適所でくっついてくれたほうが平和

執着は怖いなぁ。

こんなにも誰にも感情移入できないけど、先をみたドラマは初めてだ

 

 

 

人間が想像できるコトは現実に起こりえる

奈落のマイホーム

 

Amazon.co.jp: 奈落のマイホーム(字幕/吹替)を観る | Prime Video

 

現代は싱크홀/SINKHOLEらしいです

韓国映画

絶対原題のほうがいいよね

「奈落のマイホーム」という邦題がコメディ感を増長していると思う

SINKHOLEのほうが恐怖感が出そう

そもそもシンクホールて何:

私たちの生活を脅かす新たな世界的災害として、昨今、都市型シンクホールが出現している。 シンクホールとは、表層が何らかの原因で崩壊し、地面にできた凹みや穴のことである。 都市部では、水道管の破損や下水道管の老朽化による崩壊の他、自然の排水パターンが変化したり、新しい分水路が開発されたりした場合にも発生することがある。

 

調べるとこんなニュースがたくさん出てきた

めっちゃくちゃ怖い

 

いや~こんなこと実際あるの?て思ったけどあるんですね

だいたい人間が想像できることは、現実に起こりえる

 

後半戦はシリアス展開ではあったが、逆に前半の謎のコメディ要素

おもしろくないわけじゃないけど、韓国特有のあの話し方にやはり抵抗が。。。

まずはじめに、土砂降りの中わざわざ車の嫌がらせしてたのもよくわからん

ああ~すんませんーて言って動かせばいいだけでは?

え?国民性?

よくわからなかった。さらにいえば、今回の英雄的立ち位置であるドンウォン演じる:チャスンウォンの息子との関係性もストーリーが希薄だった

あんな風にコメディぽく何回も家族の前に現れる演出するのもよくわからず。

それなら他の階のキャストをもっと掘り下げてくれたほうがいいけどな!

 

恐怖感としては、まじで怖い

あんなでかいマンションが地下500m以上?沈んで、さらには上から別のマンションが降ってきた日には絶望

とゆうか、初回マンションごと落ちた時点で生き残ってるのがすごい

上を見上げれば遠くに小さな穴

正直救助も絶望じゃね?と思える

もちろんホラー演出とは違い、「恐怖」の質が違うので

安心して見てられる

 

正直キャラクターにはあまり魅力を感じなかった

それぞれのキャラが役割があったのだろうが、その辺も希薄なんだよな

なのに、ちょこちょこシリアスを挟んでくるんだよ

たぶんみんな気になっているであろう、「ソンフン少年」の存在

そうゆうところはふわっと流して最終的に力技で解決してきたのはご都合主義ではあった

ただ、迫力はあったので観る価値あり!!