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映画の感想と写真と、日々の徒然。ピリッと辛口。

【名作】羊の悲鳴は聞こえるか?

羊たちの沈黙

 

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言わずと知れた名作

改めて、sharebleで見直しました~

ジョディフォスターが若すぎて美少女だし、アンソニーホプキンスも若いし

素晴らしい演技だった

先が読めない展開で、誰が追い詰められているのか・・・

事件が見え始めて初めて息がつけるそんな映画でした

 

まだ訓練生であるはずのクラリスがなぜ抜擢されたのか

なんじゃぁぁぁこの美少女は!!!

となるくらい、ジョディフォスターが美少女です

大人の女性というよりはまだ、未成熟で成長過程の「少女」のほうが似合う感じ

「犯罪者の行動心理は、犯罪者に聞け」という

魅力ある設定。(今の時代は割とありがち設定。アニメとかでよく見る)

ではなぜクラリスなのか

その「美少女性」を駆使し上司にレクターをぶつけられる

まじか!そんな理由で?と思ったが、

それだけではないことが明らかにされていく感じ

反発しているようで、「共鳴」しているようなクラリスとレクターの関係性が

興味深い

初対面はお互いが探り合いだったが、初対面で「実直さ」「負けず嫌い」そんな彼女の性格や正義感をレクターは見ぬき、そして気にいる

 

レクターの人物像

紳士的な振舞かつ、喋り方も上品で、彼自身がスーパー精神科医だったこともあり

見透かされているような発言の数々

これだけもカリスマ性と異常性が垣間見える

にも拘わらず、突如激高したり、アドバイスを与えてみたり、

大きな動作がないながらも彼の物語に与える印象はかなり強い

あまり詳しい考察は出来ないけれど、食人鬼かつ、スーパー精神科医という設定をしっかりと活かされていた点がすごくいい

あの大きな檻からの脱走劇は、改めて彼の異常性や知性を感じさせる演出だった

異常性や知性はときとして、人を惹きつけるツールだ

それ以外にも、レクターのトレードマークである、あの「マスク」だ

ガチムチの体型でもなければ、武闘派でもないレクターが、マスクに全身拘束のシーンはやはりこれも彼の異常性を際立たせる

ただの狂気殺人者ではない感じがいい

彼の振舞はジェントルを感じられ、時に激しく、時に優しくクラリスに助言をする

 

そんなクラリスとレクターの関係性を見つつ、

本筋の事件は「バファロービル事件」

こちらも狂気じみていた

変身願望を持った犯人というプロファイルをしながら

こちらは犯人を割り出すまでは長かったが、最後は訓練生のクラリスごときに射殺される

こちらの軸も結構面白くてよかった

 

魅力的なキャラと先が気になる展開で面白かった!