YOUー君のすべてー シーズン1
前から気になっていた作品
なので、あまり前情報を入れずに視聴
男がやばいサイコパスで、あらゆる手で彼女をモノにしていくストーリーだと思ってました!!
まぁ、間違ってはいないけれど。。。
そんな今作、シーズン1は、女側である、グィネヴィア・ベックの人物像について!
思うことがたくさんあるので、語ろうと思います!
物語のはじめにおけるイメージ:
これはわかりやすい
趣のある本屋さんで、店員と客として出会い、もちろんピュアな彼女として記憶される
ありがちなストーカーの妄想像
これは、わかる。展開としてめっちゃわかる。
まぁ、個人的な意見で言えば、あまりベックはピュア側の人間に見えない
↓
↓ 元カレによる真実の暴露
↓
大学の教授について仕事をしていて、そのおかげで家賃補助なども出ているはずなのに、彼女は課題を提出しない・遅刻する
彼女の本質的な怠惰な部分やだらしない部分、自分をよく見せたいという傲慢さがにじみ出ている
それにも関わらず、彼女の行動は謝罪ではなく。。。何かしらの理由をつけ、自分は可哀そうな存在だと演出づける
そういった「庇護欲」をかきたてられたゆえのストーカー(主人公)を引き寄せてしまった
そして、彼女の場合はとてもわかりやすくて、言葉による貶めがすごい
誰でも簡単に身体を許せるのに、ジョーに対しては「キープ」
こういったところから彼女の軽薄さが伺える
もうこの時点で、かなり当初のピュア像が薄れてきているだろう
ジョーの中ではまだ微妙だが。。
中盤:
ストーカー目線かと思いきや、利己的な彼女の視点からのストーリー展開
ストーカーであるジョーはあらゆる手で彼女に近づこうとします
正当なストーリーとして、気持ち悪いし、狡猾だし、むしろなんでばれないんだ!!と思いながら観る。ただ、そこにおける気色悪さより、その優しさ(ストーカー)に甘えてどこまでもわがままなベックへのいら立ちが強い
例えば、ピーチとのこと。あんだけわかりやすく他人に対して辛辣なのに、なぜ自分にだけ甘い人には気づかないのか。仲間内でさえもわかりやすく出てるよ~!て思うんだが。
会話していて相手のことを思いやった台詞ではなく、「私ってば、こんな女だから。許して。でも、嫌わないで」そういったものが見え見えである
常に相手を気遣うシーンがないんだ。これは人として一緒にいてつらいだろうなって思う。恋人が傷だらけなのに、一切触れないのも怖いw
作家志望なのに、あまりにも書いているシーンが少ないところか、毎回「提出されていない」と釘を刺される
うまく立ち回ろうとして、うまくできていない。大学デビューなのかな。。。?
終盤:
覆る展開
ここまでくるともうベックの嫌な女がフルスロットルしてます
ジョー自体も、傷心を抱えながらもカレンといて「幸せ」を感じていると言っていたのに、そんな男性に連絡したりするベック
これはもう疑いようのないベッククソ女
相手の優しさや未練に付け込んで、それを利用しまた何かあれば突き放すのだろう
これはジョーを責められないよな
カレンはとてもいい人で、ジョーにはもったいないよ!と、別れ際に思う
にも拘わらず、今度は元カノを探り始める
そして、セラピストと寝ている、、、だと。。。?
それなら、カレンとの仲を壊すんじゃねぇ!!!どっちがサイコパス野郎だ!という感想です。
結論:
ベックは自分を他人より上の存在と思っていて、周りを思い通りに出来ると思っている
そして、作家志望のくせに観察力がないせいで、すべて空回り
これはとても致命的
そして、他人への優しさが全然見えないため、ストーカーされて可哀そう!てならない。嫌な女!!
今更過去のことなんて言われても誰も納得できない
ん・・なるほど。
もはややばい男女が適材適所でくっついてくれたほうが平和
執着は怖いなぁ。
こんなにも誰にも感情移入できないけど、先をみたドラマは初めてだ