雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
ディヴィス:ギレンホール 夫 妻に死なれてサイコパスのようになっていく主人公
あらすじ:
妻が死んで気がついた。彼女のことは、よく知らない。僕はあまりにも君に無関心だった―。 自らの感情とうまく向き合えない哀しみと虚しさを抱え、身の回りのあらゆるもの―妻のドレッサー、パソコン、冷蔵庫、そして自らの自宅までを壊し始めたディヴィス。 すべてをぶち壊してゼロにする―。 “破壊”を経て辿り着いた、人生で本当に大切なものとは―?喪失と哀しみ、そして再生への旅路を描いた物語。
まず、タイトルがいい
もはやタイトルで60%引っ張られていくレベル
これだけで涙出るレベル
愛はたしかにありました
おろそかに、していたけれど。
私の苦手なギレンホール先生なんですが
相変わらず表情が(いい意味で)怖い
サイコパス感がぬぐえない
役としても。破壊と分解を繰り返して何かを取り戻そうとしていく姿はちょっと狂気じみている
周りから見たらこれ絶対やばい人やんてレベルの行動
その中で、どんどん出てくる
つらい真実
自分の子供ではない妊娠
謎の車がずっと尾行してくる件
それでも彼はずっと誰も責めない
それはある意味興味がないから・・・ではない
最後にお墓に花を添えに来たのは
衝突した車の男だった
正直、ものすごく感動するわけでもない
カレンとその子供と絆を育んでいく姿もとてもいいけど
悲しみ方は人それぞれで
娘の死を悲しむ義父の姿とディヴィスの姿が対比するように
わかりやすく悲しみが見えてよかったな
ギレンホール先生は基本一人いれば
映画が成り立ってしまうからすごい存在だ