THE FIRST SLAM DUNK
まず・・・オープニングで泣きそうになった
まるで今目の前に描かれているように、漫画から飛び出してきたように
そこにはずっと見てきた「井上雄彦先生」の描写だった
もちろん、昔のアニメのあのタッチではないと思ったし、むしろなんか現代ぽくされているのかなって想像もしてた
けど、違った
そこには漫画が原作が動いているかのような感動があった
最新の映画なのに、本当にあの頃の素晴らしいスラムダンクのままのキャラクターが動いている
単純に映像がきれいともまた違う映画のクオリティが素晴らしかった
というか、監督も脚本も「井上雄彦先生」だった
道理で素晴らしいわけだ。。。。
職人になせる業だと感じた
今回は、「りょーちん」にフォーカスを当てた山王戦と前情報だけ。
なので、りょーちんのビフォアーストーリーからのスタート
ああ、そんな過去があったのか。途中途中に挟まる彼のストーリーが映画をただのバスケ映画だけ終わらせなかった
だから彼には諦めない心があったし、周りを見る視点に長けていた。のだと思う
かと思いきや、きちんと湘北メンバーの彼らの魅力も満載だ
始まりは山王戦のスタートから。
最初はBGMが全然ないんだけど・・・逆にそれがリアルで本当にバスケの試合始まった~~てゆうなつかしさをまずは感じる
バスケを通して「兄貴」と「母親」と「家族」のストーリーは
スラムダンクを改めてみるのに新鮮な気持ちにさせてくれたので私はこのストーリーありだと思う
最初の30分試合映像はつかみを取るには最高
山王が強いこと、湘北も負けずにそれぞれが強いこと、静かにそれを見せている
これが後半もっと激しくなっていくからすばらしい展開だ
声優について
そうか~まぁ世代交代はありえるよねぇ
安西先生はもっとおじいちゃん先生みたいな、でも貫禄あるみたいなほうがよかった。
あとは、流川が一番ちょっと。。違和感を感じた
後半はあまり気にならなくなったけれど、それでもちょっと違和感は感じたなぁ
でも悪くない
「みっちー」の場面でちょっとBGM盛り上がるのもよき
ヘトヘトになりながらも彼は後悔の念と、想いのみで動き続ける
かっこいい姿の何物でもない
昔のすれてないみっちーとりょーちんの絡みすごいいい
イケメン二人が並んでいます!!!ありがとう
原作よりは深くないけれど、山王戦において大事な場面はきちんと各キャラ描かれているので推しキャラがいるかたも不満なく見れるはず!
選べないくらい全員素敵だけどね~!
ラスト「1分」息が出来ない
原作のまさにラストも、台詞よりもとにかくプレーの描写がすばらしかった
息の飲む展開とはまさにこれ。
5人の想いが集結なんてかっこいいことじゃなくて、
もっと泥臭くて絶対に己のために勝ちたい。と意地を貫く湘北
原作は山王側にももちろんストーリーがあたっていたが、今作の映画はとにかく湘北に焦点をあてて、ずっと見たかった映像がそこにあった
もう涙がずっと止まらなくて過呼吸気味に笑
「なぜそこにいる桜木」
このセリフが頭から離れない
やはり主人公たるゆえんがそこにある!!笑
彼のひたむきな努力と諦めない心は湘北へ火を灯していたし
映画でもしっかりとコメディ感を彼が演出していた
なんならもう少しおちゃらけてもよかったぐらい、多少物足りなさを感じた
今回は少し脇によっていた彼ですが、大事なところは彼がやはり決めるのだ
ラストのオチもわるくないね~
なんか粋なラストだったなぁ~
そっちか~てなって最高だった!!!
映画館で観なかったことがとても悔やまれる映画だった
どこかで再上映があれば必ず観たい。
とりあえず愛蔵版見直してまいります!!